WORKS

【戸建・新築】和風建築に寄り添う暮らしの庭

東京都内

都内の個人邸、和風建築(新築)の建て替えに伴う造園工事をさせていただき頂きました。暮らし方のご要望を取り入れ、エクステリアの使い勝手と景観の両面を兼ね備えた暮らしに寄り添う式が楽しめる庭になりました。

和の縁側前の坪庭

石積みと石張りの玄関アプローチ

玄関前の階段アプローチ(自然石の石積みと石張り)

水鉢のある坪庭

昔からあった板石をアプローチとして再利用

主庭へのアプローチ

玄関からのアプローチは緩やかな階段

正面玄関はシンプルな石張り

サービスヤード竹垣の目隠し

長持ちする木目調アルミ柱に天然竹の建仁寺垣を組み合わせています。

PROCESS

工事前地鎮祭

既存の建築物を解体し、これから建築工事がスタートします。既存で使用できる樹木はそのままに、板石や下草は一度お預かりしました。

主庭の施工途中

重量のある板石。専用ハサミを使用して慎重に設置していきます。

アプローチの施工途中

玄関前のアプローチ施工途中。高さ、幅、水切り勾配を詳細決めて下地を作ります。

アプローチ施工途中

土留め石積み、アプローチ床部の下地コンクリートを打設し、自然石の割り付け状況。パズルのように目地を入れていきます。全体の模様としても美しくバランスが取れるかは、職人の技といえます。

アプローチ施工中

階段の下地コンクリートから石を割り付けします。石を切断する上で粉塵が飛散します。完成した塀を汚さないよう、養生して施工していきます。

主庭の施工途中

リビングからの眺めを見ながら図面と照らし合わせ、植栽イメージを再確認、微調整していきます。自然の樹木、素材を扱う以上、図面通りに施工しても必ずしも美しくなりません。設計者と職人のコラボレーションが図面以上に美しく仕上げる大切な仕事「修景」です。

景石の設置

たとえ小さな庭石でも繊細に深さ、向き、角度を調整します。見る人にとって、なんだか落ち着く空間を作るには、必ず繊細な現場での収め方が必要になります。こちらも設計者と職人の息の合った作業が必要になります。

サービスヤードの施工途中

サービスヤードのコンクリート床、水栓、道路からの目線を考えて修景していきます。こちらには天然の竹垣が入ります。

主庭の施工途中

雨落ちの下地処理。防草シートを敷設することで、防草対策と経年による玉石砂利と土が混ざり合ってしまうのを防ぎます。見えない部分にも住まい手の使い勝手を考えます。

植栽施工中

いよいよ仕上げの植栽です。土仕事になるため、施工した石張りは汚れないよう、シートを敷いて作業します。

植栽施工中

植物はの位置だけでなく、向き、深さ、角度などを細かく決めていきます。まるで命を吹き込むように。大きな木から小さな下草まで大切に植えていきます。